会長挨拶

会長 土屋一洋

1978年に「日本脳神経CT研究会」として発足して程ない頃からこの学会に関わりを持って、神経放射線科医の道を歩んできた私にとりまして、今回会長を仰せつかったことは重責であるとともに大変光栄なことと考えております。

言うまでもなく脳神経疾患の日常診療や研究において画像診断とその関連手法は必要不可欠なものであります。このたびの会では「治療に直結した神経放射線診断の実践」をテーマとし、臨床に直ちに関わる内容に重きを置いて実地診療に役立つ内容を豊富に盛り込んだものにしようと思っています。参加頂く方々にはシンポジウム、セミナー、多数の演題から最新の研究のトレンドを知って頂くこと、また教育講演、フィルムリーディングセッションで基礎知識をブラッシュアップないしアップデートして頂くことができるような内容を目指します。放射線科医の会長という背景から教育的内容には特に重きを置き、関連各科の医師のみならず、コメディカルの方々にも役立つものにしたいと考えております。

今回の会場は、建物は新しくなりましたがこの学会の草創期にも何度か使われたところです。例年のように寒い時期の開催になりますが、皇居に近い場所で落ち着いた学びの時間、また活発な討論の機会になればと願っております。

第39回日本脳神経CI学会総会

会長 土屋一洋

(東京逓信病院放射線科 部長)

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